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「PEAKS六甲2回目の利用を振返って」

 私は今年4月からPEAKS六甲を再利用させて頂きました。目標では、「1年以内に就職をする。」と決めて、有言実行で目標を達成する事が出来ました。
 2回目の入所当初では、思った事を直ぐに口に出して、大きな声で話していましたが、1日1日と着実に取り組みながら改善して、半年で克服出来るようになりました。
 きっかけは、4月から毎月お世話になった、施設外就労(阪神友愛食品株式会社 住吉出張所 )です。最初は職場環境に慣れるのに不安で、思った事を口に出して、大きな声で話していましたが、皆様のご配慮や、職場環境にも慣れたことで、業務も問題なく作業に取り組めるようになってきました。
 業務に関して最初は、メモを見直すことが出来ませんでしたが、日々、職員と訓練をすることで、メモを見直す習慣をつける事が出来ました。
 9月になり、阪神友愛食品ご担当者様から高評価を頂く事が出来、9月27日~29日までの3日間、本社である西宮市の鳴尾浜で、採用見極め実習を受けさせて頂きました。9月27日は、終日、玉ねぎの袋詰め作業、9月28日は、午前の前半は、パソコン作業、午前の後半から午後までは、コープ共済のチラシ入れ作業、9月29日は、午前は、ダンボールのリサイクル作業、午後は、乾燥椎茸の傘と軸の仕分けの作業を携わり、担当者の方から、高評価を頂きました。
 1回目のPEAKS六甲の利用を通してから、丁度4年間(その内1年は訓練雇用)という、大学生活のような長さで利用して、私にとっては、大学に行っていなかったので、大学代わりにこのような学び場で通えてよかったと感じています。私はこの4年間でやっと、理想の職場環境に出会えたと思い、阪神友愛食品株式会社で末永く働き続けられるように、集中して精度よく仕事ができるという長所を活かして貢献してまいりたいと思っています。
 職員の皆様、利用者の皆様、温かくご対応頂き、有難うございました。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。

シノラー


当事業所を終えての感想

 この2年間、訓練のご伝達、ご伝授していただきありがとうございました。
 僕が初めてこのPEAKS六甲に訓練生としてきた際に、高校を出たばかりなので社会については右も左も分からない状態でした。ですが職員の方の助けがあって就職できる今にたどり着けたと感じました。同じ訓練生の方とは趣味の話やPEAKSでの話題で共有し合い仲良くなり、かつて1人だった僕も仲間も悪くないと感じました。
 2年目には実習を4回行き、様々な経験を得ることができ、「習うより慣れろ」と言うのが何事も経験を積む事だと学び、様々な実習先に行けて楽しかったです。
 僕はこの2年間、学び共有し合い、経験したこの体で就職へと旅立ちます。
 PEAKS六甲の皆さん、今までありがとうございまし。
                                ジャーニーより


最初の2〜3ヶ月は我慢してください

「訓練がすごく簡単過ぎて不安になります」「こんなことしていて意味があるのかわかりません」利用開始された直後の方からこのような相談を受けることがあります。

高学歴の方や社会人経験がある方からすると非常に単調だったり簡単だと感じる作業をしていただくため、この様な相談をされるのはこちらも凄くわかります。
その上で「2〜3ヶ月は我慢して欲しい」とお伝えしています。

この2〜3ヶ月という期間ですが、それは所定の訓練が大体一通りやり終える期間であり、お互いを知る期間です。

その間に職員は実施していただく訓練を通して、その利用者さんの困り感や課題を見つけていきます。

簡単な訓練は退屈や不安を作りますが、一方で特性が出やすい作業でもあります。

単調作業は簡単であるが故にできて当たり前と思われる人が多くいる作業でもあります。しかし、その当たり前の作業ができない、ミスが多い、遅いというところに実は障害特性を知るヒントが隠れているのです。

我々は新規利用者さんの特性を知るヒントをこれらの課題を通して探しています。また利用者さん本人にもその特性に気づいていただきたいのです。

そう言うわけで、最初の2〜3ヶ月はどうか我慢してください。ピークスでは最初の2〜3ヶ月で分かったことを踏まえて、利用者さんと話し合いながら今後の訓練を組み立てています。

それは他の記事でも書いておりますので参考にしてください。

まずはお互いを知り信頼関係を築いていくことが私は大切だと思っています。

利用を開始して「こんな訓練で良いのだろうか?」と疑問に思うこともあるでしょうが、その時はこの記事を是非読み返して、ピークスではこのような意図があるのでそれはわかっていただけたらと思います。
もちろん、職員にどんどん不安を話してくださいね!


PEAKS六甲修了までを振り返って

こんにちは、S2です。この度、就職が決まりPEAKS六甲を修了することになりました。私はこれまで自分が困っていることや不安に思っていることを相談できず、ストレスを溜めてぐだぐだな学生生活を送ったり、何度も離転職を繰り返したりしてきました。
これまでの経験から社会の中でうまくやっていく自信を失っており、そんな中でPEAKS六甲のことを知りました。体験で参加した時には職員の方は非常に優しく接してくださり、利用者の方も私が困っている姿を見て声を掛けてくださったりして印象が良かったのでここに通うことに決めました。遠方に住んでいたので、一人暮らしの準備などでしばらく時間がかかってしまいましたが、2021年3月から通うことになりました。

PEAKS六甲でも最初はあまり相談をすることができませんでしたが、何度も面談の機会を取って頂いたので少しずつですが相談をしたり、自分の意見を言ったりできるようになってきたところは自分が成長した部分かなと思います。また実習に行って落ち込むことがあったり、就職活動が上手くいかなかったりした時がありました。その時にも色々な方法でこちらの気分が切り替わるように働きかけていただきました。さらに自分自身の課題解決に対しても様々なアプローチをしていただき大変助かりました。具体的にはPEAKS神戸や外部の方との交流の機会を設けて下さり、そこで自分が苦手としている相談などのコミュニケーションをとる場面を作っていただきました。PEAKS六甲に通ったことで、自分自身の能力や特性などについて非常に理解が深まりました。

当初の予定では2022年3月までに就職を決めたいと思っており、予定より少し時間がかかってしまいましたが、自分の希望する職種に就くことができたので良かったと思います。また内定をいただいた企業様も私の困っているところはどこなのかを深く聞いてくださり、私への理解を深めようしていただいて非常に良い企業に巡り合えたと思っています。

ここまで頑張ってこられたのは、周りの人たちのサポートがあったからだと思います。就職した後もPEAKS六甲で学んだことを生かして、長く安定して働いていきたいと思います。今までありがとうございました。


体験や訓練のモヤモヤについてお話します

体験や訓練のモヤモヤについてお話します

体験に来られた方、訓練開始直後の方の中にはモヤモヤしたり、不安になる方がいらっしゃいます。

そのモヤモヤや不安についてお話しようと思います。

モヤモヤや不安とは「こんな簡単な事をさせられているが何の意味があるのか?」「馬鹿にされてる??」「こんな事が就職に繋がるのか?」というものです。

確かに社会人経験がある方など人によっては簡単すぎるという感想を抱くことがあってもおかしくない事を体験ではしていただいています。

しかしこれは意味があってのことで、決して馬鹿にしているわけはありません。
具体的な事を全てお話することはできないのですが、簡単なことの方がその人の困り感や凸凹が見えやすいというのが一つあります。

複雑なこと高度なことになればなるほど、できない要因が複数になり原因が絞りにくくなります。

ピークスではまず自身の障害特性や困り感を知っていただくことが大切だと考えているので、この様に自身の課題を見つけやすい訓練を設定し、そこで見えた課題にどう対処していくのか?そもそも対処できるのか?などを一緒に探っていきます。そういう目的があるためどうしても最初は単調な作業になることがあります。

自己理解という目的があること理解し最初は我慢していただきたいと思います。

この段階が終われば、その方によって色々な試みを行なっています。
プレゼンテーションをしていただく。実習、マニュアル作成、電話応対、事務補助、企画とその実行、学習などその人のニーズやスキルに合わせ、利用者さんと話合い訓練を設定しています。

もし体験に来られた際や利用を開始されモヤモヤしたり不安に思ったらぜひ相談・質問してください。
しっかりとご説明させていただきます。

納得のいく訓練をして、納得のいく就職を一緒に目指していきましょう。

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