ピークスネットワーク

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最初の2〜3ヶ月は我慢してください

「訓練がすごく簡単過ぎて不安になります」「こんなことしていて意味があるのかわかりません」利用開始された直後の方からこのような相談を受けることがあります。

高学歴の方や社会人経験がある方からすると非常に単調だったり簡単だと感じる作業をしていただくため、この様な相談をされるのはこちらも凄くわかります。
その上で「2〜3ヶ月は我慢して欲しい」とお伝えしています。

この2〜3ヶ月という期間ですが、それは所定の訓練が大体一通りやり終える期間であり、お互いを知る期間です。

その間に職員は実施していただく訓練を通して、その利用者さんの困り感や課題を見つけていきます。

簡単な訓練は退屈や不安を作りますが、一方で特性が出やすい作業でもあります。

単調作業は簡単であるが故にできて当たり前と思われる人が多くいる作業でもあります。しかし、その当たり前の作業ができない、ミスが多い、遅いというところに実は障害特性を知るヒントが隠れているのです。

我々は新規利用者さんの特性を知るヒントをこれらの課題を通して探しています。また利用者さん本人にもその特性に気づいていただきたいのです。

そう言うわけで、最初の2〜3ヶ月はどうか我慢してください。ピークスでは最初の2〜3ヶ月で分かったことを踏まえて、利用者さんと話し合いながら今後の訓練を組み立てています。

それは他の記事でも書いておりますので参考にしてください。

まずはお互いを知り信頼関係を築いていくことが私は大切だと思っています。

利用を開始して「こんな訓練で良いのだろうか?」と疑問に思うこともあるでしょうが、その時はこの記事を是非読み返して、ピークスではこのような意図があるのでそれはわかっていただけたらと思います。
もちろん、職員にどんどん不安を話してくださいね!


体験や訓練のモヤモヤについてお話します

体験や訓練のモヤモヤについてお話します

体験に来られた方、訓練開始直後の方の中にはモヤモヤしたり、不安になる方がいらっしゃいます。

そのモヤモヤや不安についてお話しようと思います。

モヤモヤや不安とは「こんな簡単な事をさせられているが何の意味があるのか?」「馬鹿にされてる??」「こんな事が就職に繋がるのか?」というものです。

確かに社会人経験がある方など人によっては簡単すぎるという感想を抱くことがあってもおかしくない事を体験ではしていただいています。

しかしこれは意味があってのことで、決して馬鹿にしているわけはありません。
具体的な事を全てお話することはできないのですが、簡単なことの方がその人の困り感や凸凹が見えやすいというのが一つあります。

複雑なこと高度なことになればなるほど、できない要因が複数になり原因が絞りにくくなります。

ピークスではまず自身の障害特性や困り感を知っていただくことが大切だと考えているので、この様に自身の課題を見つけやすい訓練を設定し、そこで見えた課題にどう対処していくのか?そもそも対処できるのか?などを一緒に探っていきます。そういう目的があるためどうしても最初は単調な作業になることがあります。

自己理解という目的があること理解し最初は我慢していただきたいと思います。

この段階が終われば、その方によって色々な試みを行なっています。
プレゼンテーションをしていただく。実習、マニュアル作成、電話応対、事務補助、企画とその実行、学習などその人のニーズやスキルに合わせ、利用者さんと話合い訓練を設定しています。

もし体験に来られた際や利用を開始されモヤモヤしたり不安に思ったらぜひ相談・質問してください。
しっかりとご説明させていただきます。

納得のいく訓練をして、納得のいく就職を一緒に目指していきましょう。

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オーダーメイド訓練の一例

ピークスの利用者さんは当然のことながら、性別、性格、体格、障害特性、学歴、育った環境、趣味嗜好、職歴、目指す仕事etcが異なります。

そのため必要な訓練も違っています。それ対応するためにピークスではその人に合った支援・訓練を利用者さんご本人と一緒に考え、利用者さんの同意のもと行っています。

その一例を紹介しますと

【その1】体力づくり
体力に不安がある方に少しでも体力をつけていただくために、筋トレやウォーキングをしています。これももちろん人によってトレーニングメニューは異なります。

【その2】計画を立てる訓練
その利用者さんはトイックの学習を自主学習として実施されていたのですが、せっかくピークスで訓練するのだから何か+ αで訓練したいということで実施しました。計画を作成して、その通りに実施できたか?なぜできなかったか?などを一緒に振り返り、対策を検討していき、ご自身にあったプランニングスキルを身につけていただきました。
英語は教えることはできませんでしたが、このように仕事で役に立つスキルアップのお手伝いをしました。

【その3】振り返り
毎週の振り返りを通してご自身の課題や悩みを解決して、次週の訓練に活かしていただくという取り組みを行いました。振り返りを通して課題を明確にし、訓練効率を上げることを目指しました。これも週末が良い人もいれば週初めが良い人などそれぞれです。

【その4】あえて、急なお願いをする
これは急なお願いをされたら、焦ってしまうという方からリクエストされ実施しました。急なお願いをして、その時にどういう心持ちやコーピングをすれば気持ちを落ち着けられるのか?また慣れていくことで改善できるのか?をこの訓練を通して一緒に考えていきました。

【その5】議事録作成
耳からの情報処理が苦手だから訓練してみたいという相談を受け実施しました。ピークスの朝礼の議事録をパソコンで作成していただきました。慣れてきたら次は○時までに仕上げてという時間設定を設けより仕事に近いものにしました。


このように利用者さんと共に考え、試行錯誤し、その方の自信や可能性を広げる訓練を実施しています。

今後も知恵を絞って色々な訓練を考えていけたらと思います。

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ぶっちゃけた話。ピークスは良い事業所か?

ピークスの利用を検討している人の大きな関心の一つに「ピークスという就労移行支援事業所が良い事業所なのか?」ということがあると思います。

今回はそんな疑問にズバッと答えていこうと思います。

早速ぶっちゃけますが、「人によります!」というのが私の意見です。

今までの利用者さんの中には「ピークスを利用して良かった」とおっしゃってくださる方もいれば、「合わない」と辞められる方もいらっしゃいました。

もちろん、我々はどんな方にも満足していただけるように日々努力をしていますが、それでもどうしても合う合わないがあるのが事実です。

それはピークスのプログラムの関係である場合もあれば、職員が合わない場合もあります。
プログラムに関してはより我々が対応力を上げていかなくてはいけない課題だと感じております。
職員が合わない場合はケースバイケースでしょうか。人間である以上合う合わないはありますし、職員も全てを変えることはできませんし...

そんなわけで、皆さんにとって、ピークスが良い事業所かどうかは相談や見学、体験で見極めていただけたらと思います。
お話の中でピークスよりマッチしそうな事業所などの情報があればお伝えしていますので気軽に相談していただければと思います。
(もちろん、「ピークスは良い事業所だ」と思っていただけることがベストなのですが...)

今後も皆様の疑問に答えていけるように情報発信していこうと思います。
良ければTwitterも見てくださいね。

LINEからも問い合わせできるのでどうぞ。
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ピークスは擬似オフィスです

就労移行支援事業所は沢山ありますが、各事業所でコンセプトや考え方が異なっています。

しかしホームページの情報だけではそれが伝わらないのが実情であるように思います。

そこで今回はピークスのコンセプトの一つをご紹介しようと思います。

そのコンセプトというのが「擬似オフィスでありピークスで行う訓練は擬似業務である」ということです。

就職先が本番の試合だとするとピークスは練習試合をする場所ってイメージです。

なので支援員は支援員であり上司でもあります。

この支援員(上司)や他の利用者(同僚)とのやりとりや訓練を通して、実際に就職した時にどのようなことに困るのか?どういうところが自分の良さなのか?に気づいていただきます。

作業内容は確かに訓練的なもの、その利用者さんの能力を知るという意味合いが強いものもあります。
しかし、それをあくまで擬似的な仕事として行っていただいています。

職場を想定するからこそ見えてくるコミュニケーション面や作業面の課題があるからです。
学校や私生活なら許されることでも職場ならダメということが多々あります。
そういうことをここで学んでいただき自信に変えていただきたいのです。

その過程で失敗することがあります。しかしピークスは練習試合のようなものなので失敗しても構いません。どんどん失敗してそこから学んでいただくことを大切にしています。

実際の職場に近い環境で自分の課題や特性、長所に気づき、向き合っていく方がただ教科書で学んだり、言葉で伝えるよりも身につくものが多くあります。
だからこのようなコンセプトになっています。

今回はピークスのコンセプトについてご紹介しましたが、今後もこのようにピークスについて色々と発信していく予定です。

ブログを通してピークスのことをより知っていただき、利用を検討される方が安心して気軽に問合せできるようにして行きたいと思っております。

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