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PEAKS神戸に通う日々について

こんにちは。バリスタと申します。
職員の方に文章を書くことが気晴らしになるなら書いてくださいと、ブログを定期的に書かせて頂くことになりました。

今回からPEAKS神戸での日々での気づきや就労支援事業所とはどんなところなのか、私の興味関心ごとについて書いていけたらと思います。

まず、PEAKS神戸のHPを見た方は、発達障害専門の事業所だと思われる方が大半だと思います。しかし、私は、発達障害ではありません。統合失調症という精神障害者としてPEAKS神戸に通っています。

事業所に所属する前、職員の方から「発達障害の方が多いのは事実だけども、必ずしも発達障害のみの事業所ではないので、利用者本人がPEAKS神戸に通いたいと思われるのであれば発達障害でなくとも良いですよ。以前も統合失調症の方も居られました。」とおっしゃられたので体験を通して職員、利用者も含め穏やかでほっとする雰囲気が気に入りPEAKS神戸を利用しています。

PEAKS神戸の特色は他の事業所での体験で見られなかった“指示書”という訓練や当番などの説明書(指示書)があることです。
私はなぜ訓練から当番まで指示書を読んで進めてください。というスタイルなのか当初はわかりませんでした。
私の経験上、口頭での指示や見て理解しなさいというのがどの仕事に入職しても基本でした。PEAKS神戸を利用したては、指示書に慣れてしまっては卒業して仕事に入った時逆に困るのではないかと感じておりました。

しかし、PEAKS神戸は、発達障害の方が多いので、発達障害について調べてみるとマニュアルを文字として可視化するなど視覚情報での理解が口頭指示よりも理解がしやすいことを知りました。
確かに指示書があると、毎回職員の方(上司)に聞かずとも自ら解決する力を身につけることができると感じます。

例えば、指示書で理解が追いつかないとき職員にただ聞くのではなく、相談する力も見ていると職員の方はおっしゃられていました。
「失礼します。○○さん今お時間よろしいですか?この指示書のこの部分が分かりにくいので教えていただけませんか?」という様に、ビジネスマナーや上司との相談のコミュニケーションの取り方が分かり実際、就職したとき役に立つことだと思います。

この事業所は就職経験がある方もいれば、学生だった方もいます。
私自身、仕事を覚えることよりもコミュニケーションにつまずいていましたので、改めて日々の訓練で、指示書を読み、訓練の上での疑問や困りごとに関して上司の立場の職員への報連相(報告、連絡、相談)が仕事に向けての準備として役に立っています。

今回は指示書について注目して書かせて頂きました。
次回もPEAKS神戸について少しずつ紹介していきたいと思います。


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