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実習を終えて

今回のブログは、二週間の実習を終えて、私が気付いた自分の変化について掲載したいと思います。

実習では、休憩をこまめに取りながら実習先の指導員の方から指示を受けて見様見真似で高度な事務スキルを駆使し、なんとか無事に業務を終了することができました。
実習先の振り返りの中で印象的だったことが二つあります。
まず、一つ目は、「(周囲の方たちに)障害があるように見えないと思わせる、思わせてしまう力がある」と言われたことです。今までの企業の方から障害のことについて親身に聞いてくれることはあまりありませんでした。むしろ話したくても話を聞いてもらえないことの方が多かったと思います。日常的に企業の方から障害のことや仕事の相談に乗って頂いて、とても安心しました。その上で前期のような評価を頂き、自分に自信が持てた気がしてうれしかったです。私は、PEAKSを利用するまで、過去に障害を診断されてからも環境に恵まれず、自分の思いと周囲の方たちの思いがすれ違うことが当たり前になっていたので、「どうせ私のことなんて理解してもらえない」と思っていたからです。PEAKSを利用してから「自分は自分、他人は他人」と考えられることが自分にとって大切なことだと気付くことが出来ました。
実習前は気持ちの変化というものにあまり意識をしたことがなかったので、こんな大きな変化があったことに気付けて、PEAKSを利用できてよかったなあと思いました。

二つ目は、「ケアレスミスが多い。ケアレスミスは、(顧客との)信用の部分に関わってくるので、自分に合ったやり方で自己対策をしてほしい」と言われたことです。
なぜミスをしないことがスピードより重視されることなのかよくわからなかったからです。
これも過去の職場環境が、まずスピードを重視する職場の環境であったために意識がミスよりもスピードが優先されていました。
実習中に、指導員の方から「仕事ができる人はセルフチェックができる人のことです。仕事を早く進めるためにセルフチェックをしてください」とおっしゃっていたことがありました。実習で聞いた時は、あまり言葉の意味を理解できていませんでしたが、実習を終えてセルフチェックの意識を持とうと思いました。
今回の実習で仕事は手順や順番を意識することが重要だと気付くことが出来ました。
また、セルフチェックをどう取り組んでいくのか、今後の課題として改善していけるように訓練に励みたいと思います。
スピードを向上することとミスをしないことは同じ事ではないので同じにはできませんが、作業の中にセルフチェックをすることを意識することでミスを防ぐことが出来る事に気付けたので実習の成果があって良かったです。


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