ピークスネットワーク

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別の視点で見ることの大切さ

 9月29日に神戸・明石地域障害者合同就職面接会が実施され、それにクロスジョブKOBEⅡからも5名の方が参加しました。
 その対策のために9月23日のビジネスマナーでは面接練習を行いました。この訓練では訓練生2名が面接官役、1人が応募者役になり、他の訓練生や職員さんの前で模擬面接を行い、その後感想を戴くというものでした。私は今回の合同就職面接会には参加しなかったのですが、この訓練では面接官役も応募者役もしました。
 この訓練を通して私は視点を変えることの大切さを実感しました。
 私はまず応募者役になり模擬面接を受け、他の訓練生や職員さんから感想や指摘を戴きました。私が指摘されたのは、緊張すると向かって右側に座っている面接官ばかり見てしまうことと、手を何度も開いたり握ったりするという面接中の行動でした。2つとも無意識にやっているため、私は指摘されるまで自分が面接中にこんなことをしているなんて思いもしませんでした。
 次に面接官役になり数名の訓練生の面接をしたのですが、これもまたとても新鮮なものでした。面接官の立場になると、面接で話す内容もそうなのですが、それ以上に応募者の姿勢や態度、表情に意識が向きました。私もそうなのですが、多くの人が話す内容をしっかり考え上手に話せるようになるために時間を費やし練習をしますが、面接官は面接で話す内容と同じかそれ以上に応募者の所作や表情を見ているので、面接でのマナーや表情の練習も怠ってはいけないと感じました。これは応募者の視点からだけでは気づきにくいものでした。
 この訓練を通して1つの視点ではなかなか気づけないことも他の視点に立ってみると見えてくることがあることを実感しました。そして他の視点に立つことでしか気づけない自分がいて、それを知ることが自身を成長せるために重要だと思いました。
 しかし、他の視点に立って自分を見ることは容易にできるものではありません。また、多くの人は自分が感じたことを全て相手に伝えるわけではなく、客観的な立場からの率直な意見を得る機会は多くありません。
 クロスジョブでは職員さんが職員の視点から普通なら指摘しにくいこともしっかり指摘してくださいますし、今回のような訓練では他の訓練生の方々の意見も聞くことができます。これは非常に貴重な経験でクロスジョブに通所するメリットの1つだと感じています。
 これからも訓練を通して色々な角度から自分を見つめ成長していきたいと思います。

 合同就職面接会を受けた訓練生がこの面接練習の成果を本番で発揮して良い結果を得ると信じています。 

CJS


グループ就労

 私が他の利用者たちと先週行ってきましたグループ就労について書こうと思います。

まず、このグループ就労についてですが、これは法人が請け負った仕事をクロスジョブKOBE、KOBEⅡの両事業所がそれぞれ週一回ずつ施設外で行うものです。
 今回の作業内容は、倉庫でクリスマス商品を種類ごとに仕分けをしたり、これらの商品に値札シールを付ける作業でした。
 グループ就労は普段の訓練とは違いお金が発生する『仕事』です。普段の訓練では失敗してもそこから学ぶことができれば良い場合もありますが、グループ就労は『仕事』であり失敗するわけにはいきません。そのため普段の訓練にはない緊張感や責任感があります。
 このグループ就労を通して我々訓練生は「仕事における緊張感や責任感がどのようなものであるか?」を学んだり、自身の新しい課題や仲間の長所などを発見します。
私も今回のグループ就労で新たな課題や気づきを得ることができました。
私が気づいたのは、事前準備の大切さです。今回は事前準備を疎かにしてしまいミスが出てしまいました。
 我々は作業前に段ボールに決まった数の商品が入っているか確認せずに作業に取り掛かったため、もともと段ボールに決まった数が入っていなかったことに気づかず、最後に数が合わないと慌ててしまう事態になってしまいました。
 後で振り返ってみると、この事態は作業を始める前に段ボールの中に所定の数の商品があるかしっかりと確認しておけば防げるミスでした。事前準備をしっかりすることがミスを無くす第一歩だと痛感しました。
この経験を生かして作業前の準備をしっかりとしてから作業を行い、ミス無く作業するという新たな課題が見つかりました。
 この他にも、同じグループのメンバーの手先の器用さや丁寧な仕事ぶりなど、普段の訓練では見ることができない一面を発見することができました。仲間の短所を見るのではなく、長所を見つけ、互いにそれらを生かし合うことがより良い仕事に繋がるということを再確認できました。

 このように、普段とは違う環境で作業をすることで新たに気づくこともあり、グループ就労はとても有意義な時間でした。
CJS


1年間の成長と変化

私がクロスジョブで訓練をするようになって1年が過ぎました。私はこの1年間で多くのことを学び成長・変化することができました。今回は私の成長・変化した部分を2つご紹介します。

 1つ目は文章の誤字脱字などがないかチェックするスキルです。書類を作成するとミスがないか確認してから提出するわけですが、私はこのチェック作業が苦手でした。チェックするのに時間がかかるし漏れも多く、学生時代からずっと嫌いでした。
 しかしクロスジョブでの訓練を通して、書類を作成したり文章入力をしたり訓練用ソフトを利用する中で試行錯誤し、自分に合ったミスを見つけるコツを掴みました。今ではチェック作業も苦ではなくミスを見つける作業も楽しみながらできるようになりました。
 2つ目は体力についてです。私は感覚的なことを苦手としており、人より頭を使って物事を処理します。そのため人より疲れやすい傾向があります。またクロスジョブに入った頃は、生活リズムが整ってなかったこともあり、16時に訓練を終えて帰宅すると疲れて寝てしまう事が多々ありましたし、訓練中にウトウトしてしまう事もありました。
 生活リズムが整い体力もついてきた現在は、早朝とクロスジョブの訓練後の時間に資格の勉強ができるまでになりました。
まだ訓練中に眠気が出ることもありますが、「昼寝をする」「疲れを感じる前に深呼吸をしてリフレッシュする」といった方法を上手に使い対処できるようになりました。
体力に関してはまだまだ課題があるのでこれからもより良い方法を色々試し、見つけていきたいと思っています。

 変化や成長はなかなか目に見えないので実感がわかないこともありますが、1年前と比べると確実に自分が成長していると感じます。これからも日々の訓練や就職活動で壁にぶつかることがあっても、工夫して乗り越え、1年後には「1年前より成長した」自分になっていたいと思います。


クロスジョブKOBEⅡの利用に関心のある方へ

自分を出せる場所、自分を理解し受け入れてくる人や場所を持つこと、居場所があることは人生において大切なことだと思います。しかし障害があるとそれを持つことが難しいことがあります。
私自身、「障害のことを話すと変な目で見られるのではないか?」と言う不安があり家族以外では一人しか障害のことを知っている人はいません。そのためどこか自分を隠し偽っているように感じることがありましたし、困ったことがあっても相談することができませんでした。
しかしクロスジョブKOBEⅡでは職員さんはもちろん真摯に対応してくださいますし、利用者の方々は何かしら人間関係や社会生活でつまずき辛い思いをしているためか、他の人の障害に理解を示し個性として尊重し受け入れてくれます。自分を理解し受け入れてもらえるとわかると相談もしやすいですし何より自信に繋がると思います。そしてその自信が就職にながると思います。
もし、皆さんのなかで自分を出せる場所、相談する場所等、自分の居場所がないと感じている方は是非クロスジョブKOBEⅡに体験にいらっしゃってください。実際に体験することでホームページでは伝わらないフレンドリーな雰囲気や訓練の多様性を理解していただけると同時に皆さんが抱くマイナスのイメージがなくなると思います。そして体験利用が自分を出せる場所を探すヒントになるかも知れません。
体験を通して皆さんが自分を出せる場所を見つけられるお手伝いが少しでもできればと思っています。
職員だけでなく私たちの利用者も皆さんが体験に来られることをお待ちしております。 CJS


クロスジョブKOBEⅡの利用に関心のある方へ


自分を出せる場所、自分を理解し受け入れてくる人や場所を持つこと、居場所があることは人生において大切なことだと思います。しかし障害があるとそれを持つことが難しいことがあります。
私自身、「障害のことを話すと変な目で見られるのではないか?」と言う不安があり家族以外では一人しか障害のことを知っている人はいません。そのためどこか自分を隠し偽っているように感じることがありましたし、困ったことがあっても相談することができませんでした。
しかしクロスジョブKOBEⅡでは職員さんはもちろん真摯に対応してくださいますし、利用者の方々は何かしら人間関係や社会生活でつまずき辛い思いをしているためか、他の人の障害に理解を示し個性として尊重し受け入れてくれます。自分を理解し受け入れてもらえるとわかると相談もしやすいですし何より自信に繋がると思います。そしてその自信が就職にながると思います。
もし、皆さんのなかで自分を出せる場所、相談する場所等、自分の居場所がないと感じている方は是非クロスジョブKOBEⅡに体験にいらっしゃってください。実際に体験することでホームページでは伝わらないフレンドリーな雰囲気や訓練の多様性を理解していただけると同時に皆さんが抱くマイナスのイメージがなくなると思います。そして体験利用が自分を出せる場所を探すヒントになるかも知れません。
体験を通して皆さんが自分を出せる場所を見つけられるお手伝いが少しでもできればと思っています。
職員だけでなく私たちの利用者も皆さんが体験に来られることをお待ちしております。


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