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修了にあたってPart4

職員の皆さんへ

私に合ったプログラムを柔軟に取り入れてくださり、また私からの訓練の提案にも耳を傾け私に必要と判断した場合には訓練に採用してくださいました。例えば「事務作業」、金曜日には1週間を振り返る「振り返り」、そして訓練ではないのですが、クロスジョブKOBEⅡにいらっしゃるお客様とお話をする機会をいただけたことは、親しくない人に対して緊張しやすい私にとって一番役に立ちました。多くの方とお話しすることで人と話すことに慣れ緊張が和らぎましたし、緊張に対する自分なりの対処方法を身につけることができました。これが自信に繋がり、より人と話す時に緊張しなくなりました。
このように私に合った訓練プログラムを組んでいただけたことで、私は常に高いモチベーションを維持して訓練に励むことができ、この度自分が望む仕事に就くことができました。
しかし私が常に高いモチベーションを維持して訓練に臨めたのは、職員さんが訓練プログラムを私に合わせて柔軟に変更してくださったからだけではありません。クロスジョブKOBEⅡの職員さんが私に多くの希望を与えてくださったからです。希望を持つことができたからこそモチベーションを維持し訓練に臨めたと思っています。
自分のことを理解してくれ親身になってくれる人がいる。自分のような障害がある人間に理解を示し評価してくださる企業があるということを知ることができたことが私の希望になりました。家族や医療機関であまり親身に相談に乗ってもらえなかったり、理解をしてもらえなかった私にとっては、自分を理解し親身になってくれる人に出会えたことが社会に対する希望となり訓練の原動力になりました。
 精神面でも訓練面でも支援してくださったクロスジョブKOBEⅡの所長と職員さんには感謝してもしきれません。私自身が今できる恩返しは就職先で長くしっかりと働くことだと思っています。一生懸命働き毎月の修了者の集いで良い報告ができるように頑張っていきたいと思います。

私は数ある事業所から職員の皆さんがいるクロスジョブKOBEIIを選んでよかったと心から思っています。
職員の皆様本当にありがとうございました。




 


修了にあたってPart3

現在の利用者さんと未来の利用者さんへ

この度、修了することになり恐縮ではありますが、私から現在の利用者さんとこれから利用される方へ訓練に関してアドバイスをさせていただこうと思います。

1. 辛いことがあっても諦めず、たった今できる小さな努力を積み重ねてください
ここで訓練をしていると落ち込むことや就職のことで不安になって焦ってしまうことがあると思います。不安になって焦ることがあっても、諦めずにどんなに小さなことでも良いのでたった今できることを1つずつ積み重ねてください。それが就職への近道です。修了された先輩もそうやって就職してきたと私は思います。

2. 自分で自分を認めて褒めてあげてください
日々の小さな積み重ねが大切だと先述しましたが、その小さな努力を自分で褒めてください。「できて当然だ」「たいしたことない」と思わないでください。日々の小さな努力を誉めることが自信とやる気、そして大きな結果に繋がると思います。

3. 訓練では基本を大切にしてください(特に報告・連絡・相談)
基本はどこに就職しても役に立つと思います。私自身の経験や修了生の話からも基本(特に報告・連絡・相談)は訓練、仕事を円滑に進めるためにとても重要です。常に意識してみてください。

4. 訓練では目的・目標を意識して取り組み、一日一日を大切にしてください。
同じ訓練を繰り返し行うこともあります。そんな訓練でもただ漠然と訓練しないようにしてください。目的・目標を持たず漠然と作業しても自身の成長に繋がりにくいので、これらを設定し意識して訓練をしてください。目的・目標がわからない時は、職員さんと相談してください。目的・目標を持って作業することで訓練の質が変わりますし、新たな課題の発見に繋がります。2年の訓練期間は思っている以上にあっという間です。一日一日を大切にしてください。

5. 訓練で失敗を恐れないでください。
「訓練は失敗してもいい」「ここは失敗しても良い場所」これはある職員さんの言葉で、私が好きな言葉です。私も沢山失敗しました。大切なのは失敗から学ぶことです。失敗を恐れないでください。そして失敗からたくさん学んでください。それがきっと就職への近道です。

一人の修了者の意見ではありますが、これら5つのことをどうか念頭において訓練に取り組んでみてください。
自身の成長や変化はとてもわかりにくく自分が成長しているか不安になることもあると思います。しかし確実に成長しています。自分の日々の努力を信じて訓練してください。皆さんのご就職を心より応援しております。
 私自身も皆さんの先輩として胸を張れるように仕事を通して自身を磨いていきたいと思います。皆さんと就職者の集いでお会いできる日を楽しみにしています。


修了にあたってPart2

修了者との思い出

私はここで多くの出会いに恵まれました。この1年7ヶ月の間に多くの利用者と出会い、そして共に訓練し、そして彼らがクロスジョブKOBEⅡを修了し就職していく姿を見てきました。私は彼らと出会えて本当に良かったです。私がクロスジョブKOBEⅡを利用開始してすぐ馴染むことができたのは、私の先輩にあたる利用者の皆さんが私を快く受け入れてくださったからだと思っています。そんな彼らに対して感謝の気持ちでいっぱいです。
利用者の多くはこの事業所に来るまでに大変苦労し、辛い思いをしてきており、他の人の辛さを理解し受け入れようとしてくださる寛容な方々でした。そんな彼らと共に訓練をし、時に衝突することもありましたが、沢山学び、笑いあえた時間はとても素敵な時間でした。そして、共に訓練した彼らが変わっていく姿や就職していく姿にとても勇気づけられました。
 ある利用者さんは出会った頃はあまり私と話してくれなかったのですが、修了される頃には笑顔が増え、私とも話してくださるようになりました。また、別の利用者さんはとても高い能力を持っており、みんなから慕われ、その力を生かせる仕事に就かれました。
現在、そんな皆さんとは訓練仲間としてではなく、社会人の先輩としてそして友人として、プライベートで遊んだり仕事の話を聞かせていただいており、いつも元気と勇気をもらっています。

 私はこの1年7ヶ月で15名以上の利用者の就職を祝い、見送ってきましたが、訓練を共にした仲間を見送ることができ私はとても幸せな気持ちでした。
 そして今自分が修了する側になりました。まだ全然実感はないのですが、気持ちを切り替え、今後就職先でしっかりと働き、皆さんとは同じ修了者、社会人としてまた共に成長していきたいです。

 修了者の皆さんありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
直接お礼を申し上げることができない方もいらっしゃるのでこの場を借りて修了者の皆さんにお礼申し上げます。


修了にあたってPart1

 この度、私CJSは就職が決まりクロスジョブKOBEⅡを修了することになりましたので、今回が私の最後のブログになります。
今回は、私がクロスジョブKOBEⅡでお世話になった約1年と7ヶ月の思い出や皆さんへの感謝の気持ちを書いていこうと思います。

 この約1年7ヶ月は私にとって長いようで短い時間でした。しかしとても充実した時間でした。自分の中で課題と向き合いしんどい時もありましたが、素敵な仲間や職員さんのおかげでとても楽しく訓練をすることができました。
 訓練生や職員さんだけでなく、実習先の方々やクロスジョブKOBEⅡにいらっしゃるお客様など沢山の人と出会い学ぶことができました。多くの人と出会い、学ぶ機会は今までの私にはないものでした。そのような機会を与えてくださったクロスジョブKOBEⅡには感謝の気持ちでいっぱいです。
 そしてこの感謝の気持ちをいくつかに分けて書いていきます。


「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」は、人は自分の知らないものに恐怖を感じるが、その正体を知ると怖くも何ともなくなるといった意味の諺です。そしてこれは仕事に関しても言えると私は考えています。
私は訓練開始当初、事務職を目指して訓練をしていましたが、「事務職でどんな仕事をするのか?」「自分にできるのだろうか?」社会人経験の無い私にはわかりませんでした。そしてこの未経験であることは私に不安や恐怖感を与えました。
 しかし、クロスジョブKOBEⅡの訓練を通して事務作業をおこない、更に実習先では、より実践的な事務作業を経験すると同時に実際に事務として働いている社員の方々を見ることで不安や恐怖心は小さくなっていきました。またクロスジョブKOBEⅡを修了し事務職で働いている人の話を聞くことで「自分にもできるかもしれない」と自信と勇気をもらうこともできました。
 このように訓練を通して経験することで不安や恐怖を払拭できることをこのクロスジョブKOBEⅡで実感できました。クロスジョブKOBEⅡでの訓練は「失敗しても良いもの」です。訓練を通して未知のものを経験し、失敗から学び自信に繋げることができたことsは私にとってとても有意義なものでした。
 皆さんの中にも、自分の経験がないことに不安や恐怖を感じている人がいるかもしれせん。しかし、経験して正体を知ることでその不安や恐怖は取り除かれ自信に変わるかもしれません。就職に関することや働くことに関して不安や恐怖がある方は是非、クロスジョブKOBEⅡで訓練してみませんか。


CJS


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