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給湯器工場での職業実習

先日私は、加古郡稲美町の給湯器のメーカーで5日間実習を行いました。
給湯器の部品の板をバネに入れるいわば単純作業でしたが、できた製品をただ箱に入れればいいというものではなく、クッションをひいて製品の向きに注意をしながらの作業で、「単純作業の中にも奥が深いものがある」として、体で覚えて目標は「精度と作業スピードの向上」でした。まずは、作業担当者のやり方を学習して、製品に問題がないと判断されれば、次にスピードアップの方法を探すというもので、初日の作業は、バネに入れる部品は、時々曲がっている物があり、それを作業担当者に修正してもらってからバネに入れるので、スピードは遅かったのですが、途中から自分で修正できるようになりスピードは上がりました。この作業で、まことに勝手ながら、作業担当者を競争相手にスピードアップと作業精度の向上に励み、作業担当者からは早い方だと言われるまでになりここで、ここで働いてみたいなと感じました。
 実習3日目までは、部品をバネに入れる作業があり、2日目からは景品や郵便物の袋詰めの作業が入るようになり4日目からは、それが主になりました。さらば、部品をバネに入れる作業。景品や郵便物の袋詰めでも、スピードと精度を重視しての作業で、1人で行った作業もあれば数人がかりで行うこともあり、ここで働きたいなと思いました、正直5日よりも2週間やってみたかったなと思いました。


実習を終えて

 先月の下旬、私は市内の病院で職場実習をさせて頂きました。前職を退職してからブランクがあり、実習前には不安に囚われる事もありましたが、実際に職場に伺い、業務の一端に携わる中で、その様な感情も薄らいで行きました。そして、ピークスでの訓練とは異なる刺激を受け、意欲ややる気が高まって行くのを感じました。
 過去の経験では、障害の特性上、仕事に関する具体的な能力以前に、報連相を行う、能動的に動く等といった事が難しかったのですが、これらも以前よりは適切に行う事が出来、自らの成長を実感する事が出来ました。又、実務に於いて求められる能力を具体的に伺えた事で、今後心積もりすべき事を今の段階で意識しつつ、ピークスでの訓練にも新たな気持ちで取り組める様になりました。
 最後になりましたが、働き易い環境を整えて下さり、その間にご指導頂いた職員の皆様、本当に有難うございました。


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