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私の挑戦、PEAKS8周年記念行事でのスピーチ

 2月8日にPEAKSの8周年記念行事がありました。その中で私は一つの挑戦をしました。
 その挑戦とは緊張しやすい自分が壇上に上がり8周年記念行事の中でスピーチをするというものです。
スピーチをすると決まってから、与えられた時間内で話せるような台本を作り、所長や職員さんと打ち合わせや練習をして、当日に臨みました。 
 練習している時から、自分が壇上に立っているところをシミュレーションしていましたが、練習なのにとても緊張しました。
 緊張するたびに、「この緊張はどこから来るのだろう?」「スピーチを聞く人に良いスピーチだと思われたいという気持ちの強さから?」「それとも失敗することが嫌なのだろうか?」「それとも両方?」と自問自答を繰り返していました。はっきりとした答えが出たわけではありませんが、おそらくは両方だと思います。
 「じゃあ、この緊張に対してどうするか?」ですが、私がしたことは、「もう失敗しない。」「やれることはやった。」と思えるまでとにかく台本を読み込むことと、「完全に覚えなくても良い、完璧を求めずに気楽にやろう。」と考えることでした。
 こういう対策をおこなっていても、本番当日はとても緊張しました。プログラムが進む中で緊張が寄せては返す波のように、強くなったり、弱くなったりを繰り返していました。
 ついに自分の出番が来て壇上に上がると、緊張はしているものの冷静さを保てている自分がいることに気付きました。驚くことに壇上から会場のお客さんを見る余裕があり、「スピーチは暗記しているけど、台本を読めばよい」と確実にスピーチを行う選択をしていました。
 スピーチは緊張から詰まることもありましたし、100%の出来とは言えませんが自分の伝えたいことを自分の言葉でちゃんと伝えることはできたと思います。
 「なぜ普段はもっと緊張するのに今回はそこまで緊張しなかったのだろうか?」と後から振り返ってみると、面接や普段の会話と違い一人の顔を注視する必要がなく相手の表情をみて動揺することが無いことと、台本が手元にあることで安心できたことが要因ではないかという結論に至りました。
 そして終わった後に「そこまで緊張する必要はなかったな。」と思えたのも大きな収穫でした。
 この様に今回のスピーチというチャレンジを通して、自分が緊張しやすい環境をより知ることができたことや、今回の成功体験から「スピーチは思ったより何とかなる。」という気づきを得ることができました。
 またある職員さんから「緊張感から解放された時の感覚を覚えておくことが大切。それはちゃんと頑張って続けていないと味わえないもので、途中で投げ出したら感じることができない。」とおっしゃっていただけましたので、これからもチャレンジをしていき、また緊張からの解放感を味わいたいと前向きな気持ちになりました。
 PEAKSの所長をはじめ職員さんにはこのような機会を与えて頂けて本当に感謝しています。


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