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自閉症文学のススメ(10)

皆様ごきげんよう、そろそろ寒くなってきます。風邪などひかないようにご注意ください。
Lektion20:躁の日に計画を立てない
 これはどういうことかといいますと、人間だれしも調子のいい日や悪い日がございます。その調子のいい日に計画を立てる行為はよくない、ということです。考えればわかる通り、調子のいい日に合わせたら調子の悪い日は相当な無理をしなければなりません。なので、計画を立てる場合は調子の悪い日に計画を立て、調子のいい日にその計画を実行するという形が一番適格かと思われる次第でございます。
Lektion21:たら・れば・もしも
 はっきり言ってこれは物語を制作するにあたっては非常に重要な要素です。無論、過ぎたれば及ばざるがごとし、なにもかもに適用すれば物語ではなく夢物語になってしまいます。つまりは、何が言いたいかというと、オッカムのカミソリのごとく、ここぞという重要なポイントにこそ、この要素を投入しましょう。たら・れば・もしも、すなわちifとは物語においての塩のようなもの。塩は過ぎれば素材を殺しますが、なければ料理なんてできたものじゃありません。つまるところ、たっぷり使いすぎるのではなく作品の要所でifという塩を使いこなせば、格段にあなたの作品は良くなるはずです。
Lektion22:パワーワードのつかい方
 物語というものは印象的な名場面で満ちています。そしてその名場面には魅力的なセリフがあります。しかし、強すぎるパワーワードはそればかりがミームとして語られ、物語そのものの味を殺しかねません。ゆえに、パワーワードに頼り切るのではなく使いこなすことが必要なのです。まあ、どんな物語を書くかにもよるとは思いますが。たらればもしもが塩だとすると、パワーワードは香辛料といえると思います。
Lektion23: メモランダム&クラウド
 これはつまり、ネタを思いついてその場でメモを取るだけではなく、それをクラウド管理することによりいつでもその内容を取り出せるようにするということでございます。とはいえ、難しいことは考えなくても大丈夫。取ったメモをスマートホンなどで写真撮影して、その画像データをクラウドサービスに突っ込んでしまえばあとは勝手に管理してくれます。画像データで容量を食うならば、文字データにする面倒さがありますが。
Lektion24: とまあ、こんなものでしょう。
 私自身、素人ですから教えられる技法はそこまで多くはありません。そして、技法の全てを使えているわけではありません。それに、ここまでの技法ははっきり言って一般論でしょうし。とはいえ、私自身の独自の技法というものはあまり存在せず、精々が天使待ちを行っている間は決して焦らず、慌てず、そして天使が通りかかったら何を犠牲にしてでもとっ捕まえる、といったところでしょうか。あ、天使待ちというのは原稿が天から降ってきて、それが見えることを待つ、ということです。私の場合、原稿が書ける状態になったら、情景が見えるのです。つまりは、それを真似しろと言われても、私自身どうやってそれを待っているか、とかどんな感じで見えるか、と言われたら分かりませんし。


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