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自分との付き合い方 一言メモ

修了生のLTです。前回は、PEAKSの良さは自分との付き合い方を学ぶことができるところですという内容の記事を書かせていただきました。今回は、自分と上手に付き合うため、また自分を客観視するために私が行っていることを少し具体的にご紹介したいと思います。今回はメモ帳についてです。

 私は常に仕事用とは別のメモ帳を携帯して、その時々の感情や考えを書き記しています。しんどい・疲れた・うれしかった・もっと頑張りたいなど思ったことを率直に文字にして、視覚的に感情や考えを捉えるようにしています。

 私は特性的に多動な面があり、無意識のうちに脳を動かし過ぎてしまって余計なことまで考えてしまったり、考え過ぎて疲れてしまったりすることがあります。一度頭がネガティブなことを考え始めると、雪だるま式に良くない考えが頭に浮かび上がり、体調に支障をきたすほど疲れてしまうのです。

 その対策として私は毎日日記をつけることを始めました。考えや想いを文字にすると自分を客観視できると聞いたことがあったからです。しかし、この日記はPEAKS在籍時代は何とか続いたものの、就職後は三日坊主で終わってしまいました。毎晩、時間をとって日記を書くことが面倒に思えてしまったのです。

 そこでノートに丁寧に日記を書くということをやめ、メモ帳に思ったこと・感じたことを箇条書きで書き記していくということを始めました。日記のように決まった時間に文章にして書くのではなく、思ったこと・感じたことがあればその都度メモをしていくのです。

 このメモ形式は負担が軽く継続して続けることができています。頭が多動な時も活字にすることで、少し冷静に自分の考えを認識することができ、考え過ぎて疲れてしまうということが減りました。また、メモに記すことで過去の感情の変化を振り返ることもでき、様々な点で私には有効でした。

 何を考えているのか自分でも整理がつかないという方、日記を書くのはハードルが高いという方には、一言メモの携帯をお勧めします。


修了生発信vol1「PEAKSに通って良かったこと 自分との付き合い方」

皆様、はじめまして。私はPEAKS神戸を二年間利用し、現在は教育関係の仕事に就いています。今の仕事を始めて一年と半年ほどが経過した今、あの時PEAKSに通って良かった、PEAKSでの経験が今の自分の礎になっていると感じています。そこでPEAKSの何が良かったのか、PEAKSでやっておいて良かったと思うことを記させていただこうと思います。また、PEAKSでもっとやっておきたかったという後悔も発信していければと考えています。

突然ですが、PEAKSをいま利用されている皆様、これから利用することを検討されている皆様、就労移行支援事業所をお探しの皆様は、PEAKSや就労移行支援事業所に何を求めていらっしゃいますか。正解の無い問いですが、多くの方は安定した職に就きたい、職に就いて自分を安定させたいという思いでいらっしゃるのではないでしょうか。私も三年半前、PEAKSの利用を開始するときは、早く就職を決めたい、そのために職業訓練を頑張りたいと考えていました。しかし、この考えが強くなればなるほど、私は焦りから体調を崩してしまうことが増えてしまいました。

もちろん、PEAKSで行った一つひとつの職業訓練や就職に向けて努力するという経験は、今の日々の勤務に大きく役立っています。ですが、今PEAKS時代を振り返ってみて個人的に一番良かったと思う経験は、自分と向き合うということでした。PEAKSのプログラムの一つである「自分を知る」などを通して、自分の長所・短所、自分のやりたいこと・やりたくないこと、自分の特性とその対処…それらと向き合うことで、私は仕事をするために必要な精神面の強さを手に入れたように思います。

自分と向き合う、ありのままの自分に目を向けるということは、とてもエネルギーが必要なものです。しかし、PEAKSでは職員さんに親身に接していただき、一緒に悩み考えてくださったので、それまでの人生で経験したことがないほど、自分の内面と向き合うことができました。実務的な訓練だけでなく、自分について学ぶ訓練を受け、自分と思いっきり向き合ったという経験が、現在仕事をする自分に自信を与えてくれています。

仕事面のスキル向上だけでなく、自分とのお付き合いのスキルも向上させることができたということが、PEAKSに通って良かったと一番感じていることです。LT


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