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1年の振り返り

 こんにちは、トマトです。ブログを書くのもこれで7回目となり、初めてブログを執筆した日からかなり時が経ちました。

 さて突然ですが、今年度の私はほとんどピークス神戸で訓練をしていません。では何をしていたのかというと、4月から10月の間、求職者支援訓練に通ってプログラミングを勉強していました。今回は1年の振り返りとして、受講した求職者支援訓練について書いていきます。

 求職者支援訓練の受講を決めた理由は二つあります。一つは、将来IT業界への就職を考えており、事前に少しでもスキルを身に付けておきたかったからです。そしてもう一つ、こちらが主な理由なのですが、一般就労を目指す人達に混じって訓練を受ける中で、ピークス神戸で磨いた自分のビジネススキルがどの程度通用するのかを明確にしたかったからです。

 求職者支援訓練では様々な訓練を受けましたが、中でも大変だったものが一つありました。それは、チームを組んでゲームを製作するという内容の訓練です。この訓練はチームメンバーとコミュニケーションを取りながら作業する必要があって難しいものでした。しかし、メモ取りと報・連・相を意識することで最後までやり切れました。ここからは、具体的にどのような状況が大変だと感じ、それをどう対処したのかを書いていきます。

 まず、周囲の会話についていくのが大変でした。会話の際、「あれ」・「それ」等の抽象的な言葉が多く飛び交い、一つの話を理解するのに時間がかかりました。その上、会話そのもののテンポが速く話を聞き漏らしがちになり、会話内で理解があいまいな部分が数多く残ったままになりました。その後、聞き逃した部分を再確認しようにも、会話の内容が膨大でどこが分からなかったのかがあやふやになってしまい、八方塞がりになってしまうことも何度かありました。

 そこで、会話の際のメモの取り方を工夫しました。具体的には、あいまいな部分に赤で下線を引くようにしました。こうすることで、どの部分を聞き逃したかを確認しやすくなり、再確認がスムーズに行えるようになりました。

 次に、状況変化が早く今の状況を逐一把握するのが大変でした。ゲームを製作するにあたり、この要素を新たに追加したい・この要素は上手く追加出来ないから代替案を考えたい等、刻々と状況が変化していき、その都度現状を把握し直さないといけませんでした。

 こちらも対策せずにいると現状把握が上手くいかなかったので、PCで進捗概要(下図参照)を製作して各タスクがどの程度進んでいるのかを把握しやすくしました。自分の確認用として制作した進捗概要ですが、意外にも周囲のメンバーに好評でチーム内で共用することになりました。結果、チーム内での報・連・相が円滑に進み、良い意味で予想外の成果を出せたことが良かったです。

 メモ取りと報・連・相は日頃からピークス神戸でも大切だと強調されていますが、今回の求職者支援訓練でその重要性を改めて認識出来たのは大きな収穫となりました。受講を薦めて下さった、また快く送り出して下さった職員の皆様方には大変感謝しております。今後は、求職者支援訓練で身に付けたプログラミングスキルを活かせる仕事につけるよう就職活動を頑張っていきたいと思います。


図:ゲーム制作進捗概要の一部(ゲーム画面の構成要素・画面遷移の説明図)



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