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自閉症文学のススメ(3)

 これが掲載される頃には、涼しくなっていればいいのですが・・・。ああ、こんにちは。本日も当講座をご利用いただきありがとうございます。さて、第3回にもなってくるとそろそろ技術的なことにも視点を向けたいと思います。前回はプロットを書くところまでは終えましたか。とはいえ、てにをはを正しく、とか役不足や確信犯の本来の意味は、とかの辞書的なことをいうつもりはありません。それこそ、プロでも間違えることもあるのですから。
 と、いうわけで今回は、「調子の立て直し方」について書いていきたいと思います。
Lektion5:調子の悪い時
 誰しも、調子の悪い時というのはあります。当たり前ですが、人間は感情の動物である以上、どうしても気が乗らない日というのがあるでしょう。そういう時は休んでしまいましょう、というわけにもいかない場合。どうやって立て直すか。これはその人次第といっても過言ではなく、私なんかはこうやって文章を創造していると自然と持ち直すのですが、皆様がそうとは限りません。というか、そんなのはレアケースでしょう。というわけで、今回は「調子の立て直し方」について考えます。
 まず、調子の悪い時には無理をしてはいけません。調子の悪い時に無理をするぐらいならば、調子のいい時に無理をしましょう。なぜならば、調子の悪い日の無理はいつもの日や調子のいい日の力を出せないから調子が悪いのであり、それだったら最低限のことだけして、あとは休みましょう。ではその「最低限のこと」もできない場合。それを今回は考えます。
 「最低限のこと」。人によってそれはそれぞれでしょうが、それすらもやれるかどうか難しい状況。そういった時には、先に好きなことをしてしまいましょう。それで、調子が上がったらその「最低限のこと」に挑戦しましょう。後は、薬が処方されてしたらそれを飲んで、調子が上がる日まで休んでしまいましょう。それが一番の解決方法です。一見遠回りに見えますが、急がば回れ。調子が悪い時に無理をして持ち崩すよりも調子がいい時まで待って行動したほうが結果的にいい結果を出せます。逃げるべきときには逃げる、それこそが勝利のコツです。第一、逃げるという行動は恥ではなく、本来勇気のいることなのですから。
Lektion6:文章を書くという行動の維持の仕方
 紙面は残り少なくなってきましたが、続けます。前回、プロットを書いて、それをもとにまず二千文字程度書いてみよう、という提案をいたしました。では、それを一年間続けるにはどうすればいいか。逆に聞きましょう、どうすればいいと思います?宿題にする気はありませんので、私個人の考えを述べましょう。〆切を作りましょう。特に最初の方は新しいことを習慣化するので非常に難しいと思います。〆切を作るのが難しい人は定期的に会う人に見せましょう。そしたら、その人が待ってくれるということを動機に、書いてみましょう。
きっと、いつの間にかきちんとした作品ができているはずです。

次回こそ、きちんとした技術論を話したいですね。それではまたお会いしましょう。


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