ピークスネットワーク

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当事業所を終えての感想

当事業所については、今回で2回目という形で再利用させてもらいました。
再利用するに至ったのは、1回目に就職した仕事を退職したからで、主に自分に仕事環境が合っていなかったこと(それによるストレスを溜め過ぎたことで二次障害の発症したこと)が理由です。なので、ここへ再利用してからは自分の特性を含め、自分の得意な作業を見つけたり、ビジネスマナーなどを改めて理解して、身につけながらも、次の転職先を探しました。今回はコロナ禍の時期もあってか、職場の実習体験ができないことから1回目の時よりもかなり時間がかかりましたが、利用期間である2年ギリギリのところでようやく就職先を見つけることができて良かったと思います。
当事業所での訓練を通しては、最初に利用していた経験もあって、作業自体には特に目立った問題はなかったけど、ビジネスマナーに関してはところどころで問題があることがわかり、その訓練も兼ねて通い続けました。まず、相手との関わり方(挨拶・返事)については、声が小さい、感情が表情に出ていること、特にメモの取り方に問題があって、重要なことを聞き取ってメモに残していなかったこと、メモを取る速度が遅かったなど自分でもあまり気づかなかった欠点がいくつかありました。その面を踏まえて作業面以外でも自分の欠点となる特性を理解しながら次の仕事先でも同じことを繰り返さないように直していく努力も兼ねて通い続けました。そして、転職先が決まった時はとても嬉しく思い、これからの経験も通して頑張って仕事を続けていきたいと思います。


得意な作業・苦手な作業

こんにちは。今回は私の得意な作業と苦手な作業についての話をしたいと思います。
私の得意な作業は「ピッキング作業」と「パソコン作業」です。ピッキング作業とは主に伝票やリストなどに指定された商品をまとめる軽作業のことで、現在私が通っているPEAKS神戸では、注文書に書かれた商品名や数を正確にまとめられるかの作業とそのチェック作業などを行っています。もう一つの得意な作業であるパソコン作業は、主にWordとExcelを使用してのデータ入力作業で、指定された内容を指示書を見ながら作成したり、自分で調べてまとめて作成することなどを行っています。例えば、Wordでは文字の大きさや太さなどを利用して内容をわかりやすく作成したり、Excelでは調べた内容を表にして見やすく作成するなどの作業を行っています。
苦手な作業は「電話応対」と「接客」などの主に人とのコミュニケーションを重視した作業です。PEAKS神戸では作業の一環として行うことはあまりないのですが、私の障害の特性上では人とのコミュニケーションを取ることや口頭のみで話の内容を一方的に聞き取ることが特に苦手なため、以前に通っていた就職先でもそのスキルの低さが原因でよくトラブルを起こしてそれについて指摘を受けることがありました。また、私自身も対策としてメモ取りを行うようにしていますが、聞いているつもりでも話に途中からついていけなくなって聞いていなかったり、話す相手との話や指示の内容が食い違っていたり、言葉の言い回しが理解できなかったりすることがよくあるので、PEAKS神戸での訓練を通してピッキングやパソコン作業などの人と関わることの少ない作業が自分に向いていると思い、現在でもその作業を中心とした就職先を探しています。


年賀状作成について

 こんにちは。私は昨年9月からPEAKS神戸を再利用しています。今回は今年2021年の年賀状作成についての内容を話したいと思います。
 制作は昨年12月から行い、職員および同じく利用されてる訓練生からの依頼で担当することになりました。理由としては、私は大学の頃に芸術関係の大学に通っていたのもあってデザインに関するそれなりの知識を備えていたので今回の年賀状のデザイン担当を指名されました。私の他にも似たような経緯でデザインを担当する人もいたので、その人ともデザイン案を共有しながら制作に励みました。
 制作段階としては、来年の年賀状のテーマとなる「丑年」を題材にイラストを紙に描いていくつか提案し、描いたイラストをいくつかパソコンに取り入れます。取り入れが完了したら使用するデザインを今度は年賀状専用のソフトに取り入れ、配置や大きさなどを決め、最後に挨拶の言葉やピークスの住所、電話番号なども配置して仕上げるという段階で進めました。私が提案した牛のデザインは、インターネット上で他の人たちが描いたいろいろなデザインを参考にしてデフォルメ風に作成し、まだら模様をよく見ると「うし」とひらがなで書いてあるちょっとした遊び心を込めた面白いイラストに仕上げました。ただ、牛だけでは物足りない、もう少し華やかにしたいという想いから、牛の他にも梅の花を別に描いて追加してみました。また、製作段階で他にもデザインを取り入れたいと思ったときは年賀状専用のソフトから選んでさらに修正を加えて進めました。文字の配列については、イラストに合うように横文字で配置し、担当者からの指摘で送る人たちに一言コメントを入れることを前提として文字のバランスなどを気にしながら工夫しました。
 全体を通しては、思ってたよりも時間がかかってしまい、またやり直ししなきゃいけないのかなと不安になったりしたけど、期限までに完成させることができてよかったと思いますし、他の担当者や職員からも好評価をもらえたことで、私のデザイン力がこのPEAKS神戸で役立てることができてとても嬉しかったです。この経験を活かして、もし、決まった就職先でもこんな作業を行う機会があればぜひとも担当させてもらいたいと思います。


PEAKS神戸の訓練再利用について

初めまして。先月からPEAKS神戸に通うことになった者です。
私は社会人になって過去に勤めていた仕事先に満足して続けられずに辞めてしまった経験をきっかけに退職後、一度障害の検査を受け、発達障害持ちであったことを承認された際にこの訓練所を紹介されたことで通い始めました。そして、数か月後に決まった仕事場でパート社員として働いていましたが、3年ほど経ってから人間関係や担当する仕事量の限界などさまざまな理由により退職しました。現在はまたPEAKS神戸に通って訓練を受けながらも今の環境に慣れつつ、自分に合った仕事を探すためにできる作業内容を探っています。
以前からお世話になった担当の方は前と変わらず優しく対応されていて、とても気が楽になっています。一緒に通われている訓練生の方々も障がいの特性により一癖も二癖もある方が多いですが、私と同じような悩みを持って仕事を辞めてしまったという共通があり、ここで懸命に訓練されていることにとても共感を持っています。
ちなみに私の特性ですが、主な特性は「人の話を聞けない」、「口で話すのが苦手」など様々あります。一番気をつけているのは「人の話を聞けない」ことで、このことで過去に仕事問わず何度もトラブルを起こしてしまった経験があります。今後はそういう問題を起こさないように普段はメモとペンなどの書くものを持って大事なことを書き記すことを心掛けています。
「口で話すのが苦手」に関しては、自分が話す際に話の主語をあらかじめ言わずに話を続けてしまうことが多く、そうなるとその話の内容を知らない人にとってはとても理解しづらくなってしまうトラブルがよくありました。現在の対処法としては、自分は口より書いて説明する内容の方がわかりやすいという意見をもらったので、口で説明するのではなく、あらかじめその内容をメモしたり、パソコンでまとめたものを使って説明するという提案の元に改善させていく方針です。


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