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発達障害だから特別必要な事ってあるのか

 ピークスに入所が決まった際、金曜日は隔週で「ビジネスマナー講座」というものがあるということを知りました。当初、ピークスは発達障害の人が就職を目指すための施設だから「ビジネスマナー講座」は、発達障害の人にとって特に大切なビジネスマナーを教わる場なのかと考えていました。

 ところが、実際に「ビジネスマナー講座」を何度も受講をした感想としては、当初予想した「発達障害に特化したプログラム」というものとは少し違うと感じました。また、ピークスでビジネスマナーというものを教わることで、発達障害を抱えて就職をするということの認識が少し変わりました。

 ピークスの「ビジネスマナー講座」では、報告・連絡・相談の仕方や挨拶の仕方、お辞儀の仕方、面接の受け方、求人票の見方などを学びました。このように今、書いていても思うのですが、これらピークスの「ビジネスマナー講座」で学ぶことは、発達障害の人だから特別に学ばなければならないことでなないと思います。確かに、障害の特性によって「ほうれんそう」が人より極端に苦手などということはあるかもしれません。私自身、適切なタイミングと内容の「ほうれんそう」をすることは苦手です。しかし、発達障害と診断されていない方でも「ほうれんそう」が苦手な方もいらっしゃるでしょうし、「ほうれんそう」に限らず、ピークスで学ぶビジネスマナーは発達障害と診断されていない方にもとても大切なことだと思います。

 私は、以前は、障害者枠で発達障害ということをオープンにして就職をするということを普通に就職することとは何か特別に違ったものだと考えていました。しかし、ピークスで訓練をしていて、発達障害だからといって「ほうれんそう」が免除されるとかビジネスの場で必要とされている挨拶のルールを守らなくてよくなるとかそういったことは一切無いということが分かりました。ビジネスの場で常識とされていることは、発達障害を抱えている人にも適用されますし、だからこそ、発達障害であってもそうでなくても学ばなければならないマナーやルールは同じなのです。

 ピークスには私を含め、ビジネスの場で必要なマナーやルールを守ることが特性的に苦手だという方もたくさんいますが、ピークスは、どうすればその自分の特性を抱えた上で社会に適応できるようになるかを考え、実践に向けての訓練ができる環境が整っています。ピークスは、基礎的なビジネスマナーを学び、そのマナーを使えるようになるための訓練ができる施設です。


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